佐賀市の佐賀広域消防局は18日、小川に転落して負傷した高齢の男性を救助したとして、佐賀商高3年でいずれも18歳の平石こころさん、船津ほなみさん、宮地美ノ理さんに感謝状を贈った。
消防局によると、2月21日午前11時半ごろ、同市兵庫町若宮の自宅近くで鳥を追い払おうとしていた男性(81)が小川に転落。買い物帰りに自転車で通りかかった3人は、「おーい」と助けを求める声に気付いた。男性は頭や足から血を流し、脱出ができなくなっていた。3人は男性の家族に知らせ、119番した。お茶を渡したり、言葉をかけたりもしながら助けを待った。
男性は左足の骨を折る重傷を負った。発見が遅ければ命に関わる可能性もあったというが、命に別条はなかった。光岡潔和・佐賀消防署長は「3人の勇気と温かい行動(の結果だ)」とたたえた。平石さんは「当たり前のことをしただけで、助かってほしい一心だった」と振り返った。【山口響】
毎日新聞 2021/3/20 09:13(最終更新 3/20 09:13)
https://mainichi.jp/articles/20210320/k00/00m/040/043000c
消防局によると、2月21日午前11時半ごろ、同市兵庫町若宮の自宅近くで鳥を追い払おうとしていた男性(81)が小川に転落。買い物帰りに自転車で通りかかった3人は、「おーい」と助けを求める声に気付いた。男性は頭や足から血を流し、脱出ができなくなっていた。3人は男性の家族に知らせ、119番した。お茶を渡したり、言葉をかけたりもしながら助けを待った。
男性は左足の骨を折る重傷を負った。発見が遅ければ命に関わる可能性もあったというが、命に別条はなかった。光岡潔和・佐賀消防署長は「3人の勇気と温かい行動(の結果だ)」とたたえた。平石さんは「当たり前のことをしただけで、助かってほしい一心だった」と振り返った。【山口響】
毎日新聞 2021/3/20 09:13(最終更新 3/20 09:13)
https://mainichi.jp/articles/20210320/k00/00m/040/043000c