再延長された緊急事態宣言の対象となっている埼玉県の大野知事は15日、「解除を要請する段階にない」として危機感を示しました。
「陽性者数が上がっていることで、少なくとも現状では解除の要請を行う段階にはない」(埼玉県 大野元裕知事)
今月21日まで再延長された緊急事態宣言の対象となっている埼玉県では、週平均の入院患者数や1週間当たりの新型コロナの新規感染者数などが設定された基準を下回れば、国に対して解除を要請するとしてきました。
しかし、15日、埼玉県の大野知事は、陽性患者の数が増加している現状を踏まえて、感染のリバウンドの兆候があるとしたうえで、「解除を要請する段階にない」として危機感を示しました。
また、今月21日での宣言解除については「さまざまな意見を聞いていきたい」とした一方で、21日以降の宣言の再延長については「当然あり得る」としました。(15日20:41)
3/15(月) 21:48
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