※HTB北海道ニュース
函館市の近海でナマコを密漁したとして暴力団構成員ら5人が逮捕されました。
昨年末に施行された「特定水産動植物採捕の罪」適用での逮捕は道内初です。
漁業法違反の疑いで逮捕された、六代目山口組弘道会福島連合構成員の高橋一容疑者(39)、鳴海秀美容疑者(59)ら5人は先月21日、函館市日浦町の近海でナマコ4個ほどを密漁した疑いが持たれています。
近年のナマコやアワビ密漁と流通の悪質化に伴い、去年12月から「特定水産動植物採捕の罪」を含む改正法がが施行された後でした。
改正後新設されたこの罪については「違反者には3年以下の懲役または3000万円以下の罰金」と、罰則が強化されていて、北海道内では初の適用となりました。
警察は高橋容疑者らがナマコの取引を通して利益を得て、暴力団の資金源にしていたとみて余罪を含めて調べています。
3/14(日) 23:06配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0957bfd1afd4a4e053bd2ad8e11e2c01656947c9