[キャンベラ/オタワ 12日 ロイター] - オーストラリアとカナダは、欧州の一部の国が使用を中断した英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、使用を継続する方針を示した。
デンマーク、ノルウェー、アイスランドは11日、同ワクチンの接種後に血栓ができる事例が報告されたとして、接種を一時中止した。
マコーミック副首相は記者会見で、報告された症例を医薬品当局が調査しているが接種は継続すると述べた。
ケリー首席医務官は声明で、アストラゼネカ製ワクチンによって血栓が生じた証拠は見つかっていないとした上で、深刻に受け止め調査すると述べた。
カナダ保健省は11日発表した声明で「欧州で報告された事例は承知している。カナダ国民には引き続き同ワクチンのメリットがリスクを上回ると訴えたい」とし、現段階でアストラゼネカ製ワクチンと血栓の因果関係は明確になっていないと指摘した。
オーストラリアはアストラゼネカ製ワクチンを約5400万回分確保。カナダは先週、50万回分が到着し、さらに150万回分が5月までに届く予定。
https://news.yahoo.co.jp/articles/259b4f4a1e0ad83f307ffdd40686a1bc8c5f532f
デンマーク、ノルウェー、アイスランドは11日、同ワクチンの接種後に血栓ができる事例が報告されたとして、接種を一時中止した。
マコーミック副首相は記者会見で、報告された症例を医薬品当局が調査しているが接種は継続すると述べた。
ケリー首席医務官は声明で、アストラゼネカ製ワクチンによって血栓が生じた証拠は見つかっていないとした上で、深刻に受け止め調査すると述べた。
カナダ保健省は11日発表した声明で「欧州で報告された事例は承知している。カナダ国民には引き続き同ワクチンのメリットがリスクを上回ると訴えたい」とし、現段階でアストラゼネカ製ワクチンと血栓の因果関係は明確になっていないと指摘した。
オーストラリアはアストラゼネカ製ワクチンを約5400万回分確保。カナダは先週、50万回分が到着し、さらに150万回分が5月までに届く予定。
https://news.yahoo.co.jp/articles/259b4f4a1e0ad83f307ffdd40686a1bc8c5f532f