緊急事態宣言の解除について、政府の新型コロナ分科会の尾身会長は、厚生労働委員会で「医療への負荷の状況が改善されているかが重要」との考えを示し、宣言が延長される可能性もあるとの認識を示しました。
「感染状況、医療態勢への負荷をしっかりと見極めて、ステージ2の方にいく、改善しつつあるということがあれば、これは解除ということになりますが、その反対にステージ3になっていても、どんどん状況が悪くなるということであれば、延長になる可能性は当然あって、この両方の状況をしっかり見極めて」(尾身茂会長)
新型コロナ分科会の尾身会長は緊急事態宣言の解除の判断について、このように述べたうえで、感染状況よりも特に医療への負荷が改善されているかが重要との考えを示しました。
一方、感染力が高いとされる変異ウイルスについては、「これまでのウイルスから置き換わるプロセスが始まっている」として、モニタリングの強化を訴えました。(10日11:25)
https://news.yahoo.co.jp/articles/76a614d7e1ac61a5c0502a7324e84125c934cc39
3/10(水) 11:43配信