陸上自衛隊の40代の男性幹部自衛官が部下の女性職員のわき腹をつつくなどし精神的苦痛を与えたとして、減給処分となりました
減給1か月15分の1の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊北部方面隊・美唄駐屯地業務隊に所属する40代の男性幹部自衛官です。
陸上自衛隊によりますと幹部自衛官は、2020年4月15日から8月20日までの間、部下の女性職員のわき腹を数回にわたり指でつついたほか、女性の背後から膝部分を押すいわゆる"膝カックン"や、腕をつかむ、食事に誘う私的なメールを送るなどし、女性職員に精神的苦痛を与えました。
2020年12月、被害を受けた女性職員から、陸上自衛隊内のハラスメントホットラインに相談があり、事態が発覚しました。
内部調査を重ね事実が確認できたことから、陸上自衛隊は3月8日付けで幹部自衛官を減給処分としました。
陸上自衛隊の調べに幹部自衛官は「コミュニケーションの一環のつもりでやっていた」などと話し深く反省している様子を見せているということです。
2人が所属する業務隊は駐屯地の維持管理を担う部隊で、いずれも業務時間内での出来事だったということです。
北海道ニュースUHB2021年3月8日11:45
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