超小型衛星の実験装置を公開
(ふくい県)
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20210305/3050007383.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
県内企業が開発製造に参加した超小型の人工衛星、「すいせん」の打ち上げが3月20日に迫るなか、
宇宙ビジネスへのさらなる参入を促そうと、福井市にある衛星の実験装置が県内企業の関係者に公開されました。
福井市にある県工業技術センターで行われた施設公開には県内企業の経営者など20人あまりが参加し、
人工衛星の製造に使用する「熱真空試験機」と呼ばれる実験装置が紹介されました。
装置は金属製の大きな樽のような形をしていて、内部に宇宙空間と同じ
真空状態を作り出して衛星が過酷な温度差に耐えることができるかを検査するものです。
温度は150度からマイナス150度までの調整が可能だということで、
さまざまな条件下で衛星が正常に動作するかを調べているということです。
参加者たちは実験装置の操作方法やどのような技術が採用されているのかなどについて熱心に説明を聞いていました。
見学した金属加工会社の経営者は「実際に近くで機械を見られて良かったです。
これから宇宙産業が大事になっていくと思うので関わっていきたいです」と話していました。
実験装置を紹介した福井大学の青柳賢英特命准教授は
「人工衛星の市場は日本国内にとどまらず、世界的な規模で存在している。
福井の技術を世界に広げていければいいと思っています」と話していました。
03/05 19:26