ファミリーレストラン「びっくりドンキー」を運営するアレフ(札幌)は10日、リサイクル事業を手掛ける浜田化学(兵庫)と協力し、自社店舗で発生する廃食用油などを原料に製造したハンドソープを店内トイレで利用する取り組みを始めると発表した。廃食用油の再利用を進めて環境負荷の低減につなげたい考え。
浜田化学は、アレフが一部店舗で回収している家庭用油も引き取り、不純物を取り除くなどしてハンドソープを製造する。アレフは子会社を通じてハンドソープを買い取り、2月から道内16店を含む全国75の直営店で利用を始め、全店舗での導入も検討する。
アレフはこれまで廃食用油を主にバイオディーゼル燃料に再利用してきた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/amp/article/510314