https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210211/k10012860791000.html
日本時間の10日夜10時すぎ、南太平洋でマグニチュード7.7の大きな地震があり、バヌアツで最大78センチの津波を観測しました。NOAA=アメリカ海洋大気局は、日本時間の11日までに周辺の島への津波のおそれはなくなったとしています。
USGS=アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の10日午後10時20分ごろ、南太平洋で大きな地震がありました。
震源地はニューカレドニアのローヤリティー諸島の南東で、震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.7と推定されています。
NOAA=アメリカ海洋大気局は、この地震によってバヌアツのタンナ島で日本時間の10日夜午後11時41分に78センチ、ニュージーランドのグレートバリア島で日本時間の11日午前1時53分に75センチの津波が観測されるなど、周辺の広い範囲の島で津波が観測されました。
NOAAはフィジーやニューカレドニアでも津波のおそれがあるとして、一時、注意を呼びかけましたが、日本時間の11日朝までに津波のおそれはなくなったとしています。
ロイター通信などによりますと、今回の地震や津波による目立った被害は今のところ報告されていないということです。