去年12月、高知県にある中村警察署の警察官が容疑者2人分の個人情報が書かれた事件の書類を署内のコピー機に放置し、その書類を別の署員が誤って自動車学校に渡していたことが分かりました。
中村警察署によりますと去年12月、交通課の男性警察官が印刷した事件の書類2枚を署内のコピー機に放置したということです。
その後、別の署員が、この書類を交通安全を啓発する書類とともに管内の自動車学校に渡したということです。
この書類には容疑者2人分の容疑のほか名前と性別、生年月日などが記載されていました。
自動車学校では交通安全の書類に紛れて置かれ、訪れた人などが手に取ることができる状態だったということです。
自動車学校から連絡があり、3日午後、この書類を警察が回収しました。
中村警察署は「今回の事態を重く受け止め、再発防止に向けて署員に対する厳正な指導に努めたい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210205/k10012850571000.html