英医学誌ランセット(電子版)は2日、ロシアが開発した新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」について、
最終段階の臨床試験(治験)で91・6%の有効性が確認されたとする結果の中間分析を掲載した。
ランセットによると、ワクチンを開発したガマレヤ国立疫学・微生物学研究所などが実施した臨床試験には1万9866人が参加した。
重篤な副反応もみられなかったという。
ドイツのメルケル首相は2日、独公共放送ARDのインタビューで、
「ロシアのワクチンについて良いデータを目にした」と述べ、導入に関心を示した。
ロシア政府は昨年8月、スプートニクVを臨床試験の最終段階が完了しないまま承認し、安全性に懸念が出ていた。
権威ある医学誌が有効性を評価したことで、ワクチン外交を精力的に展開するプーチン政権にとっては追い風となる。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210203-OYT1T50105/
最終段階の臨床試験(治験)で91・6%の有効性が確認されたとする結果の中間分析を掲載した。
ランセットによると、ワクチンを開発したガマレヤ国立疫学・微生物学研究所などが実施した臨床試験には1万9866人が参加した。
重篤な副反応もみられなかったという。
ドイツのメルケル首相は2日、独公共放送ARDのインタビューで、
「ロシアのワクチンについて良いデータを目にした」と述べ、導入に関心を示した。
ロシア政府は昨年8月、スプートニクVを臨床試験の最終段階が完了しないまま承認し、安全性に懸念が出ていた。
権威ある医学誌が有効性を評価したことで、ワクチン外交を精力的に展開するプーチン政権にとっては追い風となる。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210203-OYT1T50105/