米航空大手3社の2020年通期決算が28日、出そろった。純損益の合計は約280億ドル(2兆9000億円)の赤字。
新型コロナウイルス感染拡大による各国の入国制限や外出規制で、主力の旅客収入が激減したのが打撃となった。
各社は21年を「回復の1年」(アメリカン航空グループのパーカー最高経営責任者)と位置付けるが、
新型コロナワクチンの普及状況などに左右され、先行きは見通せない。
日本航空やANAホールディングスも21年3月通期決算で大幅赤字を見込んでおり、世界的に航空業界の苦境が続いている。
米3社の旅客収入は、アメリカン航空が65%減、デルタ航空とユナイテッド航空が約7割減。特に国際線が大きく落ち込んだ。
各社は、減便や航空機引退の前倒し、人員削減などでコストカットを実施。
昨秋以降には、数万人規模のレイオフ(一時解雇)に踏み切った。
アメリカンは、20年に自主的な離職だけで2万人以上削減。航空機150機を運航から外した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012900428&g=int
新型コロナウイルス感染拡大による各国の入国制限や外出規制で、主力の旅客収入が激減したのが打撃となった。
各社は21年を「回復の1年」(アメリカン航空グループのパーカー最高経営責任者)と位置付けるが、
新型コロナワクチンの普及状況などに左右され、先行きは見通せない。
日本航空やANAホールディングスも21年3月通期決算で大幅赤字を見込んでおり、世界的に航空業界の苦境が続いている。
米3社の旅客収入は、アメリカン航空が65%減、デルタ航空とユナイテッド航空が約7割減。特に国際線が大きく落ち込んだ。
各社は、減便や航空機引退の前倒し、人員削減などでコストカットを実施。
昨秋以降には、数万人規模のレイオフ(一時解雇)に踏み切った。
アメリカンは、20年に自主的な離職だけで2万人以上削減。航空機150機を運航から外した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012900428&g=int