■小山市長「東京五輪開催に違和感」
小山市の浅野正富市長は26日、定例の会見を開き「新型コロナウイルスに打ち勝った証としてこの夏に東京オリンピック・パラリンピックを開催することに違和感を感じる」と述べた。
浅野市長は新型コロナウイルスについて「全国的に感染者の減少がみられるがワクチンの接種が終わらないと厳しい状況は変わらない」と指摘。
「東京オリンピック・パラリンピックに対する国民の違和感を早く取り除いてほしい」と自身の考えを述べた。
(21/01/26) とちテレ
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■五輪開催に市長が「違和感」 会見で苦しい胸の内語る
栃木県小山市の浅野正富市長は26日の定例会見で、今夏の東京五輪・パラリンピックについて、「違和感を覚える。国は開催を前提として進めているが、国民の8割がすべきでないと答えている」と語った。
浅野市長は「国民の違和感を早く取り除いていただき、今は一丸となってコロナ対策に取り組んだ方がいいのではないか。感染の防止とワクチン接種の体制作りを早く進めないと、コロナに打ち勝つ状況はつくれない」と訴えた。
さらに「市として進めなければいけない準備はやめるわけにはいかないが、この業務がなくなれば、コロナ対策という点で人的、財政的に違ってくるのにというのが本音」と苦しい胸の内を語った。(根岸敦生)
2021年1月27日 9時26分 朝日新聞
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