学校法人明浄学院をめぐる巨額横領事件で、業務上横領の罪に問われた学院の元理事長、大橋美枝子被告(62)の判決公判が25日、大阪地裁で開かれ、坂口裕俊裁判長は懲役5年6月(求刑同7年)の実刑を言い渡した。
この事件では、大橋被告や東証1部上場で大阪市の不動産会社「プレサンスコーポレーション」前社長、山岸忍被告(58)ら6人が起訴された。
判決によると、大橋被告は山岸被告らと共謀し平成29年7月ごろ、プ社が学院側に支払った土地売買の手付金21億円を、個人で着服したとされる。
大橋被告は、学院の経営権を取得するため山岸被告から個人的に18億円を借り入れた。その上で経営権を取得し、学院の土地の一部を約32億円で売却する契約をプ社と締結。大橋被告はプ社側から支払われた21億円の手付金を学院で適切に会計処理せず、山岸被告への返済に充てたとされる。
坂口裁判長は判決理由で「自ら負担すべき費用を学院に肩代わりさせ悪質だ」と指摘。一連のスキームを考案した大橋被告を主犯と認定した。
産経ニュース 2021.1.25 19:01
https://www.sankei.com/affairs/news/210125/afr2101250025-n1.html
この事件では、大橋被告や東証1部上場で大阪市の不動産会社「プレサンスコーポレーション」前社長、山岸忍被告(58)ら6人が起訴された。
判決によると、大橋被告は山岸被告らと共謀し平成29年7月ごろ、プ社が学院側に支払った土地売買の手付金21億円を、個人で着服したとされる。
大橋被告は、学院の経営権を取得するため山岸被告から個人的に18億円を借り入れた。その上で経営権を取得し、学院の土地の一部を約32億円で売却する契約をプ社と締結。大橋被告はプ社側から支払われた21億円の手付金を学院で適切に会計処理せず、山岸被告への返済に充てたとされる。
坂口裁判長は判決理由で「自ら負担すべき費用を学院に肩代わりさせ悪質だ」と指摘。一連のスキームを考案した大橋被告を主犯と認定した。
産経ニュース 2021.1.25 19:01
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