※産経新聞
14日午前7時50分ごろ、北海道新冠(にいかっぷ)町節婦(せっぷ)町の住民から「強風で車庫の屋根が飛んだ」と110番通報があった。道警静内署や町によると、約10戸の家屋で、ガラスが割れたり、車庫の屋根が吹き飛ばされたりするなどの被害が出た。けが人の情報は入っていないという。室蘭地方気象台は竜巻の可能性があるとして、調査のため職員を町に派遣すると明らかにした。
被害が出た住宅の近くに住む女性(75)は「家が風でガタガタと揺れていた。ドーン、ガーンとすごい音がしたので外に出てみたら、近くに置かれていた小屋が吹き飛んでいて驚いた」と話した。
14日の北海道付近は前線を伴った低気圧が発達しながら通過し、冬型の気圧配置が強まっていた。札幌管区気象台は猛吹雪や吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒を呼び掛けていた。
https://www.sankei.com/affairs/news/210114/afr2101140012-n1.html