日銀は20〜21日に開く金融政策決定会合で、2020年度の経済成長率の見通しを引き下げる検討に入った。新型コロナウイルスの感染再拡大を受けた政府の緊急事態宣言の発令で、個人消費が従来の想定以上に落ち込む可能性が高まったことを反映する。
日銀は同会合で四半期に1度の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を公表する。20年度の実質成長率は昨年10月時点でマイナス5.5%と見込んでいた。
日本経済新聞 2021年1月13日 0:30
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF123MS0S1A110C2000000