ワカサギ釣りに来ていた男性2人が、テント内で調理用のガスバーナーによる一酸化炭素中毒とみられる症状で一時意識不明になる事故があり、警察が注意を呼び掛けています。
事故があったのは、北海道南富良野町のかなやま湖です。
1月10日午前8時50分ごろ、ワカサギ釣りに来ていた男性から、「釣りをしていたら酸欠になった」と警察に通報がありました。
男性は50代から60代の釣り仲間7人でワカサギ釣りのために帯広市から湖を訪れていて、午前7時ごろに3人と4人のグループわかれてテントを設置。
それぞれのテント内で準備をしていましたが、3人グループのテントにいた通報者の男性が、4人グループのテントに声をかけたところ、返事があいまいだったため異変を感じテントを開けたところ、2人が意識不明、他の2人ももうろうとしていたということです。
男性らがテント内から4人を運び出し、その後全員意識を取り戻しましたが、一酸化炭素中毒の疑いでドクターヘリで2人、救急車で2人が搬送されました。
警察によりますと4人グループは8時ごろから暖をとるためにテント内でキャンプで使う調理用のガスバーナーをたいていて、一酸化炭素中毒になったとみられます。
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=17398