※共同通信
【ベイルート共同】イラクの首都バグダッドの裁判所は7日、昨年1月にイラン革命防衛隊精鋭部隊のソレイマニ司令官とイラクの親イラン組織創設者の殺害に関与したとしてトランプ米大統領の逮捕状を出した。対米批判の象徴的な逮捕状で、執行される可能性はほとんどなさそうだ。イラクの国営通信が伝えた。
イラン検察当局も昨年6月、ソレイマニ司令官の殺害に関与したとして、トランプ氏らの逮捕状を取得したと発表している。
米軍は昨年1月3日、イラク・バグダッドで、ソレイマニ司令官らを無人機による攻撃で殺害し、イランは同8日、イラク駐留米軍の拠点を弾道ミサイルで報復攻撃した。
2021/1/7 23:24 (JST)©一般社団法人共同通信社
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