ロシア連邦保安局(FSB)は29日、米麻薬取締局(DEA)と連携し、南米からロシアや欧州に向けたコカインの密輸を摘発したと発表した。
米ロ関係の緊張が続く中、情報機関のFSBがこうした発表をするのは異例。
捜査協力は今年5月にロシア第2の都市サンクトペテルブルクで始まり、犯行グループのメンバーを特定。モスクワ近郊を中心に330キロ以上のコカインを押収し、メンバーを逮捕した。FSBは押収したコカインが密売された場合、取引額は10億ルーブル(約14億円)に達する可能性があったと指摘した。
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