上毛新聞
新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されているインフルエンザは今シーズン、全国でまだ流行期に入っていない。群馬県衛生環境研究所(衛環研)による県内の集計では、群馬県指定医療機関からの感染者報告数の累計が5人にとどまる状況だ。昨シーズンの同時期の累計は2760人に上っていた。新型コロナ感染拡大に伴うマスク着用や手指消毒といった感染防止策が影響している可能性がある。ただ、今後の動向の予測は難しく、新型コロナも含めた対策の徹底が引き続き求められる。
◎学年・学級閉鎖も71校→ゼロ
インフルエンザの発生が確認された場合、群馬県が定点として指定した87の医療機関が保健所に報告することになっている。流行開始の目安は1定点当たりの報告数が1.00とされている。
衛環研などによると、今年は第49週(11月30日〜12月6日)に1人、第51週(12月14〜20日)に4人が報告されたのみ。第51週での1定点当たりの報告数を比較すると、前年の14.06に対し、わずか0.05にとどまっている。例年だと、1定点当たりの報告数が伸び始める期間に該当するものの、様相が大きく異なっている。
以下ソースにて
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/263247?amp&__twitter_impression=true