※HTB北海道テレビ放送
地下通路が浸水した北34条駅を通過する列車。
14日の早朝から運転を見合わせていた札幌の地下鉄南北線は15日午後5時ごろ北34条駅に停車しない形で運転を再開した。
麻生駅と北24条駅の間で丸1日以上続いた運休。
けさの通勤ラッシュ、麻生駅のバスターミナルでは、代替バスを待つ客およそ400人の長い列ができた。
利用客は。
「ちょっとびっくりしました。列を見た時にどこまで続いてるんだろうなと思って、どこまでも見えないところまであったんで、これは確実に遅刻したなと」
「きょうもテストで結構困っています」
「50分くらい待ってます。こんなにも影響あると思っていませんでした」
麻生駅から北24条駅まで地下鉄だとおよそ5分。
代替バスだとどのくらいかかるのかを測ってみた。
道が混んでいるだけでなく、路面が凍結していてなかなかスピードが出せない状況。
赤信号でたびたび停止。
北24条駅までかかった時間はこの時22分だった。
市民生活に影響を与えた大規模な浸水。その原因がわかってきた。
北34条駅の2つのホームを結ぶ連絡通路には一時、3メートル近くある天井付近まで水が達した。
この駅では普段から地下水が流れていて、地下通路の横にある湧水槽に水がたまり、ポンプで排出する仕組みだ。
今回、その処理能力のおよそ1.3倍もの水が流れてきたとみられ、排水ポンプが止まり壁から通路に水が流れ出したという。
浸水箇所は複数あるととみられ、いまも排水作業が続いている。
なぜ水が増えたのか?専門家が指摘するのが胆振東部地震の影響だ。
当時、北34条駅の周辺で液状化(とみられる現象)が発生し、道路脇から水があふれ出ていた。
札幌市交通局によると、地震の後、地下水の量が少し増えてきていたという。
専門家は「地中の中で目に見えない液状化が起きていて、じわじわと水が流れてきていたのでは。それが何かのきっかけで耐え切れなくなり、水がいきなり今までと違って多い量が中に入ってきたのではないかと推測できるかもしれない」と指摘している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa358cede81e0906e5676be380f70210190dee7b
地下通路が浸水した北34条駅を通過する列車。
14日の早朝から運転を見合わせていた札幌の地下鉄南北線は15日午後5時ごろ北34条駅に停車しない形で運転を再開した。
麻生駅と北24条駅の間で丸1日以上続いた運休。
けさの通勤ラッシュ、麻生駅のバスターミナルでは、代替バスを待つ客およそ400人の長い列ができた。
利用客は。
「ちょっとびっくりしました。列を見た時にどこまで続いてるんだろうなと思って、どこまでも見えないところまであったんで、これは確実に遅刻したなと」
「きょうもテストで結構困っています」
「50分くらい待ってます。こんなにも影響あると思っていませんでした」
麻生駅から北24条駅まで地下鉄だとおよそ5分。
代替バスだとどのくらいかかるのかを測ってみた。
道が混んでいるだけでなく、路面が凍結していてなかなかスピードが出せない状況。
赤信号でたびたび停止。
北24条駅までかかった時間はこの時22分だった。
市民生活に影響を与えた大規模な浸水。その原因がわかってきた。
北34条駅の2つのホームを結ぶ連絡通路には一時、3メートル近くある天井付近まで水が達した。
この駅では普段から地下水が流れていて、地下通路の横にある湧水槽に水がたまり、ポンプで排出する仕組みだ。
今回、その処理能力のおよそ1.3倍もの水が流れてきたとみられ、排水ポンプが止まり壁から通路に水が流れ出したという。
浸水箇所は複数あるととみられ、いまも排水作業が続いている。
なぜ水が増えたのか?専門家が指摘するのが胆振東部地震の影響だ。
当時、北34条駅の周辺で液状化(とみられる現象)が発生し、道路脇から水があふれ出ていた。
札幌市交通局によると、地震の後、地下水の量が少し増えてきていたという。
専門家は「地中の中で目に見えない液状化が起きていて、じわじわと水が流れてきていたのでは。それが何かのきっかけで耐え切れなくなり、水がいきなり今までと違って多い量が中に入ってきたのではないかと推測できるかもしれない」と指摘している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa358cede81e0906e5676be380f70210190dee7b