SBSテレビ2020年12月14日(月)
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2016年、男性2人を殺害して遺体を浜名湖周辺に遺棄したなどとして、強盗殺人の罪などに問われている男の上告審が最高裁で開かれ、被告側は死刑判決の破棄を求めました。
強盗殺人などの罪に問われているのは、浜松市北区の宅地建物取引士の被告(37)です。被告の男は2016年、元同僚の当時69歳の男性を殺害し、財産を奪って浜名湖に遺棄したほか、知人の当時32歳の男性を殺害して、遺体を切断して浜名湖に遺棄したなどとして一審、二審と死刑判決を受けています。12月14日、最高裁で行われた上告審の公判で、弁護側は「被告が当時69歳の男性の遺体を段ボールに入れてマンションから運び出したという指摘は、遺体が段ボールに収まるかが立証されておらず事実誤認」などとして死刑判決の破棄を求めました。一方、検察側は「遺体は骨折させたり切断すれば段ボールで運び出すことは可能」などとして上告棄却を求め、裁判は結審しました。