2002年、インドネシアのバリ島でおよそ200人が死亡した爆弾テロ事件で、インドネシアの警察当局は実行グループを指揮していた疑いがあるとして、テロ組織の幹部の男を逮捕しました。
2002年10月、インドネシア・バリ島の繁華街でテロ組織のメンバーが爆弾を爆発させ、日本人観光客2人を含む202人が死亡しました。
インドネシア国家警察はこの事件に関与した疑いがあるとして指名手配していた東南アジアのテロ組織「ジェマ・イスラミア」の幹部、ズルカルナエン容疑者を逮捕したと12日発表しました。
警察によりますとズルカルナエン容疑者はテロ事件の実行グループを指揮していたとみられるほか、事件で使われた爆弾の製造に関わった疑いがもたれています。
警察はズルカルナエン容疑者が2003年と2004年に首都ジャカルタで起きた爆弾テロなど、他の事件にも関わっているとみて詳しく調べています。
国連の安全保障理事会は、ズルカルナエン容疑者が国際テロ組織「アルカイダ」の東南アジア地域の代表を務めていたとして、制裁対象にしていたほか、アメリカ国務省は、容疑者の拘束につながる情報を提供した場合、最高500万ドルの報奨金を出すとしていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201214/k10012762631000.html
2020年12月14日 6時57分 NHK
2002年10月、インドネシア・バリ島の繁華街でテロ組織のメンバーが爆弾を爆発させ、日本人観光客2人を含む202人が死亡しました。
インドネシア国家警察はこの事件に関与した疑いがあるとして指名手配していた東南アジアのテロ組織「ジェマ・イスラミア」の幹部、ズルカルナエン容疑者を逮捕したと12日発表しました。
警察によりますとズルカルナエン容疑者はテロ事件の実行グループを指揮していたとみられるほか、事件で使われた爆弾の製造に関わった疑いがもたれています。
警察はズルカルナエン容疑者が2003年と2004年に首都ジャカルタで起きた爆弾テロなど、他の事件にも関わっているとみて詳しく調べています。
国連の安全保障理事会は、ズルカルナエン容疑者が国際テロ組織「アルカイダ」の東南アジア地域の代表を務めていたとして、制裁対象にしていたほか、アメリカ国務省は、容疑者の拘束につながる情報を提供した場合、最高500万ドルの報奨金を出すとしていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201214/k10012762631000.html
2020年12月14日 6時57分 NHK