琉球銀行は10日午前、同行を装ったSMS(ショートメール)を携帯電話に送りつけ、偽サイトに誘導してインターネットバンキングのIDやパスワードをだまし取る事案が発生していると発表した。同日正午までに個人客のIDとパスワードを使った不正送金が4件、総額1530万円の被害が確認された。
メールは9日午後6時ごろから不特定多数の携帯電話にSMSで送られたとみられる。「異常ログインの可能性がある」と不安をあおり、IDやパスワードを入力させる偽サイトに誘導する内容が確認されている。
琉銀は「お客様にSMSや電子メールでインターネットバンキングのパスワードを入力させることはない」とし、誤って入力した場合は、早急に連絡するよう呼び掛けている。
問い合わせは、
沖縄タイムス 2020年12月10日 12:55
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/676556
琉球銀行と偽って送りつけられたショートメール