24年前の1996年、東京のJR池袋駅で立教大学の学生が男に殴られて殺害された事件で、警視庁は容疑者を特定できないまま事実上、捜査を終えることになりました。警視庁は、近く容疑者不詳で書類送検する方針です。
1996年の4月、東京のJR池袋駅のホームで立教大学の4年生だった小林悟さん(21)が口論になった男に殴られて殺害されました。
現場から逃走した犯人は逮捕されておらず、警視庁は容疑を傷害致死から時効のない殺人に切り替えて捜査を続けてきました。
しかし、有力な手がかりは得られず、父親の邦三郎さん(75)が「もう十分捜査をしていただいた。担当の捜査員の方にはほかの事件にあたってほしい」と申し入れたこともあり、事実上、捜査を終えることになりました。
警視庁は、近く容疑者不詳のまま書類送検する方針です。
警視庁によりますと、事件に関する情報は引き続き受け付けるということです。
父親「ほかの事件に全力注いで」
亡くなった小林悟さんの父親の邦三郎さんは「現在発生しているほかの事件などに全力を注いでいただくため、捜査の打ち切りをお願いしてきた。事件や事故の被害に遭って悲しい思いをされている方々の思いが少しでも晴れるよう願っています」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201208/k10012752281000.html
1996年の4月、東京のJR池袋駅のホームで立教大学の4年生だった小林悟さん(21)が口論になった男に殴られて殺害されました。
現場から逃走した犯人は逮捕されておらず、警視庁は容疑を傷害致死から時効のない殺人に切り替えて捜査を続けてきました。
しかし、有力な手がかりは得られず、父親の邦三郎さん(75)が「もう十分捜査をしていただいた。担当の捜査員の方にはほかの事件にあたってほしい」と申し入れたこともあり、事実上、捜査を終えることになりました。
警視庁は、近く容疑者不詳のまま書類送検する方針です。
警視庁によりますと、事件に関する情報は引き続き受け付けるということです。
父親「ほかの事件に全力注いで」
亡くなった小林悟さんの父親の邦三郎さんは「現在発生しているほかの事件などに全力を注いでいただくため、捜査の打ち切りをお願いしてきた。事件や事故の被害に遭って悲しい思いをされている方々の思いが少しでも晴れるよう願っています」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201208/k10012752281000.html