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赤松広隆・衆院副議長が引退へ 愛知5区、後任は西川県議で調整
衆院副議長の赤松広隆氏(72)=愛知5区=が次期衆院選に出馬せず、今期限りで引退する意向を固め、地元関係者に伝えたことが分かった。後任は立憲民主党所属の愛知県議西川厚志氏(51)=名古屋市中川区選出=で調整している。関係者が明らかにした。
関係者によると、赤松氏は先週末に後援会関係者や地元の県議、市議らに不出馬の意向を説明した。
赤松氏は愛知県議を経て1990年、父で衆院議員だった故赤松勇氏の後を継いで社会党(当時)から衆院に初当選した。現在10期目。副議長就任のため立民の会派を離脱している。
96年の民主党設立に参画し、民主党政権では2009年に農相に就任。党副代表も務めた。その後、民進党に所属し、平和主義や護憲を掲げるリベラル系グループを率いた。17a年の前回衆院選では、民進から希望の党への合流を拒否し、リベラル系の重鎮として立民の立ち上げに尽力した。
2020年12月7日 13時29分 (12月7日 13時33分更新)