第203臨時国会は、5日の会期末を前に、衆参両院で閉会に向けた手続きが行われ、事実上閉会しました。
10月26日に召集された第203臨時国会は、5日に会期末を迎えます。
立憲民主党など野党4党は、新型コロナウイルス対策の議論などを続ける必要があるとして、会期を延長するよう衆議院議長に申し入れましたが、議院運営委員会で採決が行われた結果、自民・公明両党などの反対多数で否決されました。
このあと、午後に開かれた参議院本会議では、日本とイギリスのEPA=経済連携協定の承認を求める議案が、賛成多数で可決・承認されました。
そして、衆議院憲法審査会で実質的な審議に入った国民投票法の改正案を継続審議にするなど、衆参両院で閉会に向けた手続きが行われ国会は事実上閉会しました。
この国会では、政府が来年度予算案の編成作業などを考慮して、日英のEPAのほか、新型コロナウイルスのワクチンを円滑に接種する体制を整備するための法律など提出する法案や議案を絞り込み、すべて成立・承認となりました。
また、議員立法として提出された、第三者から精子や卵子の提供を受けることによって生まれた子どもの親子関係を民法で特例的に定める法律なども成立しました。
一方、総理大臣と野党の党首による「党首討論」は、この国会を含めてことしは開かれませんでした。
2020年12月4日 17時18分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201204/k10012746411000.html
10月26日に召集された第203臨時国会は、5日に会期末を迎えます。
立憲民主党など野党4党は、新型コロナウイルス対策の議論などを続ける必要があるとして、会期を延長するよう衆議院議長に申し入れましたが、議院運営委員会で採決が行われた結果、自民・公明両党などの反対多数で否決されました。
このあと、午後に開かれた参議院本会議では、日本とイギリスのEPA=経済連携協定の承認を求める議案が、賛成多数で可決・承認されました。
そして、衆議院憲法審査会で実質的な審議に入った国民投票法の改正案を継続審議にするなど、衆参両院で閉会に向けた手続きが行われ国会は事実上閉会しました。
この国会では、政府が来年度予算案の編成作業などを考慮して、日英のEPAのほか、新型コロナウイルスのワクチンを円滑に接種する体制を整備するための法律など提出する法案や議案を絞り込み、すべて成立・承認となりました。
また、議員立法として提出された、第三者から精子や卵子の提供を受けることによって生まれた子どもの親子関係を民法で特例的に定める法律なども成立しました。
一方、総理大臣と野党の党首による「党首討論」は、この国会を含めてことしは開かれませんでした。
2020年12月4日 17時18分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201204/k10012746411000.html