栃木県で2年前に生後2カ月の息子を暴行して殺害したとして殺人の罪に問われた41歳の母親の裁判が始まりました。母親は初公判で起訴内容を認め、検察側は母親が息子のことを「自由を奪う存在」ととらえていたと指摘しました。
石橋景子被告は2018年、当時住んでいた栃木県佐野市の住宅で生後2カ月の長男・レオンちゃんに暴行を加えて死亡させたとして、殺人の罪に問われています。今月1日の初公判で石橋被告は、起訴内容についてはっきりとした声で「認めます」と答えました。検察側は冒頭陳述で石橋被告が妊娠を望んでおらず、妊娠後も生まれてくる赤ちゃんについて「自分の自由を奪う存在」と思い、レオンちゃんが生まれてからも愛情を感じずいら立つようになり、交際していた男性が見ていない時にたたくようになったと指摘しました。また、犯行時は、レオンちゃんが泣き出したためいら立って男性が寝ている間に殺意をもって体重を掛け、レオンちゃんの頭に拳や手のひらを押し付けたとしました。これに対し、弁護側は犯行は計画的ではなく発作的であったと主張しました。裁判は2日に結審し、判決は7日に言い渡される予定です。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000199980.html
石橋景子被告は2018年、当時住んでいた栃木県佐野市の住宅で生後2カ月の長男・レオンちゃんに暴行を加えて死亡させたとして、殺人の罪に問われています。今月1日の初公判で石橋被告は、起訴内容についてはっきりとした声で「認めます」と答えました。検察側は冒頭陳述で石橋被告が妊娠を望んでおらず、妊娠後も生まれてくる赤ちゃんについて「自分の自由を奪う存在」と思い、レオンちゃんが生まれてからも愛情を感じずいら立つようになり、交際していた男性が見ていない時にたたくようになったと指摘しました。また、犯行時は、レオンちゃんが泣き出したためいら立って男性が寝ている間に殺意をもって体重を掛け、レオンちゃんの頭に拳や手のひらを押し付けたとしました。これに対し、弁護側は犯行は計画的ではなく発作的であったと主張しました。裁判は2日に結審し、判決は7日に言い渡される予定です。
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