「県民まつり」に統一教会フロント組織の影
問題のイベントは11月29日に四日市文化会館で開催される『ファイト三重!県民まつり』なる催し。三重県、四日市市の他に統一教会のフロント組織である三重県平和大使協議会、そして三重県地域婦人団体連絡協議会と一般社団法人100歳大学が後援に名を連ね、主催者名義は『ファイト三重!県民まつり』実行委員会となっている。〈参照:ファイト三重!県民まつり〉
この実行委員会の主要メンバーに、統一教会フロント組織の関係者や関連政治家が多数含まれている。
元政治家では、実行委員長の永田正巳元三重県議会議長が三重県平和大使協議会の共同議長。実行委員の梶田淑子元名張市議は三重県地域婦人団体連絡協議会会長・全地婦連副会長で、やはり三重県平和大使協議会の共同議長だ。梶田元市議に関しては、教団系メディアであるSunday世界日報の2018年12月2日号にインタビュー記事が掲載されるなど以前からその関係性が指摘されていた。
教団系幹部の実行委員では、安井邦彦三重県平和大使協議会議長がやはり教団フロント組織・世界平和連合の議長を兼任。安井氏はこれまで統一教会本体では本部復興局長・第8地区長・三重教区長を経て現在、鈴鹿家庭教会教会長に就いている。柴田浩也三重県平和大使協議会事務局長は世界平和連合三重事務局長を兼任。生川猛雄氏は教団フロント組織・FPU平和統一聯合、橋本裕輝氏は教団フロント組織・世界平和青年学生連合(YSP)のそれぞれ三重事務局長に就いている。
現役政治家(地方議員)では以下の4人の実行委員に教団系組織やプロジェクトとの関係が発覚している。
石田成生自民党三重県議と市川哲夫鈴鹿市議はピースロード三重2019と日韓トンネル合同イベントに出席。渡辺(渡邉)清司自民党桑名市議はピースロード三重2020共同実行委員長で2019年の平和大使協議会総会に出席。前野和美自民党三重県議は2020年7月に日韓トンネル推進三重県民会議および三重県平和大使協議会主催の役員研修会に出席した。
詳細はソースにて
https://hbol.jp/232996
地方イベントに食い込む統一教会フロント組織。三重県四日市市のイベントに多額の補助金交付も
2020.11.26
参考)
https://hbol.jp/231818
統一教会系閣僚9人。安倍政権と変わらぬ菅政権の「新宗教・スピリチュアル・偽科学」関係 2020.11.09
https://buzzap.jp/news/20201106-paula-white-trump/
【コラム】トランプ大統領の「スピリチュアルアドバイザー」に韓国発カルト、統一教会との深い関係 2020年11月6日
https://hbol.jp/202072
統一教会と関係の深い議員が多数入閣。その一人、菅原一秀の経産相抜擢に見る、「菅政権」への布石 2019.09.19
https://hbol.jp/204281
“統一教会”の国際会議に自民党国会議員大量出席、清和会会長が来賓として講演
<政界宗教汚染〜安倍政権と問題教団の歪な共存関係・第18回>2019.10.17
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261913
日本会議系に統一教会系…安倍新内閣はまるで“カルト内閣” 2019/09/17
以上