先月、群馬県のマンションにベトナム人の24歳の男を監禁したなどとして逮捕されたベトナム人の男3人が18日、検察庁に身柄を送られました。
男らはSNSを通じて集まり、このマンションで共同生活をしていたということで、警察がいきさつや動機について調べています。
送検されたのはベトナム人で無職のレ・チュン・ドゥク容疑者(27)と、グエン・タイン・ロン容疑者(28)、チン・ヴァン・ニャット容疑者(21)の男3人です。
警察によりますと、3人は先月22日から25日にかけて群馬県大泉町のマンションの1室にベトナム人の24歳の男を監禁し親族に対して複数回、身代金を要求したとして監禁と身代金要求の疑いが持たれています。
この事件では、レ容疑者らが男を監禁していた際に手助けをしたなどとしてほかにもベトナム人の男女4人が逮捕され、さらに、監禁されていた24歳の男も不法残留の疑いで逮捕されています。
警察によりますと、レ容疑者ら7人はSNSなどを通じて集まり、24歳の男を監禁していたマンションの1室で共同生活をしていたということです。
警察が情報をもとに先月、マンションを訪れた際、24歳の男と一緒に駐車場にいた外国人とみられる2人の男が走って逃げたということで、警察は逃げた男2人も事件に関わっている可能性があるとみて、行方を捜査するとともにいきさつや動機などを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20201118/1010015956.html