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【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は3日にソウルで開催された国際原子力機関(IAEA)との高官級政策協議会で、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水(日本政府の名称は「処理水」)について、透明かつ安全な手続きにのっとって処理されるためにIAEAが役割を果たすよう要請した。
外交部は同問題が日本の周辺国や国際社会全体の安全と環境に影響を及ぼす重大な事案であることを強調した。
また日本政府が汚染水処理に関する方策を講じ、放出するまでの全ての過程でIAEAが透明性の確保や安全性の検証などの面で、積極的な役割を果たすよう要請した。
これに対しIAEA側は同問題の重要性を理解しているとし、関連国との緊密な協議などを通じ、汚染水処理の全過程で関与を続けていく予定と説明した。
双方は北朝鮮の核施設などに対するIAEAの検証準備態勢を巡る協力についても協議した。
協議会は2013年に初開催され、今回で9回目。この日の会議には韓国から外交部の咸相旭(ハム・サンウク)多者外交調整官、IAEAからアパロ事務次長が出席した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dec641cc9cfdc38939be32bc3c9d5175228d6ff