コロナ患者収容で簡単に設置 医療用ブース導入 足利赤十字病院
2020年10月27日 15時01分
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新型コロナウイルスなどの感染症の拡大により、患者を病室で収容しきれない事態などを想定し、簡単に設置できる木製の医療用ブースが、栃木県足利市の病院に導入されることになり、デモンストレーションが行われました。
導入される木製の医療用ブースは軽くて持ち運びが容易で、専門業者でなくても短時間で設置できることが特徴です。
感染症の拡大などで病室に患者を収容しきれなくなった場合に、体育館や講堂などにこのブースを設置することで、密閉性の高い空間を数多く確保することができるということです。
導入する足利市の足利赤十字病院で27日、病院のスタッフや開発の担当者らがデモンストレーションを行い、使いやすさを確かめていました。
足利赤十字病院の小松本悟院長は「新型コロナウイルス患者の受け入れ病院として、簡単に設置できるという点で、迅速な態勢整備に活用できると感じている。これからインフルエンザとの同時流行期に入るので、ブースを活用して、患者や医療従事者への感染をしっかり防いでいきたいと思う」と話していました。
2020年10月27日 15時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201027/k10012683071000.html