太平洋クロマグロの資源管理を話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の北小委員会が8日、ウェブ会議形式で開かれ、日本が提案していた漁獲枠の20%拡大は米国の反対などで合意できなかった。
日本の増枠提案の合意見送りは3年連続。昨年の会合で日本が台湾から大型魚の漁獲枠の一部移譲を受けた措置についても、今年は合意できなかった。
日本の水産庁が8日、結果を発表した。各国が漁獲枠を使い切れなかった場合に未利用分を翌年に繰り越して上乗せできる制度については、昨年認められた上乗せの上限を5%から17%に拡大する措置を1年間延長することで合意した。
共同通信
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