JR九州のグループ会社社員が、IC乗車券を不正に処理して利用していた疑いがあり、JR九州が内部調査に乗り出したことが、同社への取材で分かった。調査結果がまとまり次第、公表する方針。
関係者などによると、JR鹿児島線の福岡都市圏にある複数の駅に勤務するグループ会社社員らが、「SUGOCA」などのICカード乗車券の入場記録のデータを不正に処理した疑いがあるという。
JR九州広報部は「グループ会社で不正利用が疑われる事案が発生したことは事実で、現在調査中だ」としている。JR九州の社員には業務や通勤で自社管内の路線が乗車できる「職務乗車証」が支給されているが、グループ会社の社員は対象外という。
鉄道会社やグループ会社社員によるIC乗車券不正利用は、2010年ごろ全国で頻発。昨年もJR西日本のグループ会社で起きている。
(壇知里、古川剛光)
西日本新聞 2020/9/29 6:00
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/649225/
関係者などによると、JR鹿児島線の福岡都市圏にある複数の駅に勤務するグループ会社社員らが、「SUGOCA」などのICカード乗車券の入場記録のデータを不正に処理した疑いがあるという。
JR九州広報部は「グループ会社で不正利用が疑われる事案が発生したことは事実で、現在調査中だ」としている。JR九州の社員には業務や通勤で自社管内の路線が乗車できる「職務乗車証」が支給されているが、グループ会社の社員は対象外という。
鉄道会社やグループ会社社員によるIC乗車券不正利用は、2010年ごろ全国で頻発。昨年もJR西日本のグループ会社で起きている。
(壇知里、古川剛光)
西日本新聞 2020/9/29 6:00
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