ナワリヌイ氏はシャリテ病院で撮影した写真を公開した。やせ細って見えるが、自力で立っている
毒物による重篤症状が出て治療を受けていたロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(44)が22日、入院先のドイツ・ベルリンの病院を退院した。病院が23日に明らかにした。
ベルリンのシャリテ病院は23日、ナワリヌイ氏の容体が十分回復したため、急性期医療を終了したと発表した。
ナワリヌイ氏は自力で立つ自身の写真をソーシャルメディアに投稿。医師たちが完全に回復できるチャンスを与えてくれたと書いた。
ナワリヌイ氏の広報担当者は23日、「治療がまだ終わっていないので」同氏はドイツにとどまると述べた。そして、「それでも医師たちは完全に回復できると考えている」と付け加えた。
同氏の支持者らは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の指示で毒が盛られたと主張している。
https://www.bbc.com/japanese/54262591