0001仙人掌 ★
2020/09/23(水) 22:33:54.47ID:xQ5LQLQk9新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中で猛威をふるう中、死亡率など新型コロナウイルスの感染状況が地域によって顕著に異なることが確認されている。
北海道大学は18日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染に関わる遺伝子について、
地域・民族間の違いを調べたところ、感染に違いを及ぼすものではないことが判明したと発表した。
■地域や民族ごとに疫病率や死亡率が違う新型コロナ
新型コロナウイルス感染症の疫病率や死亡率は地域ごとで差があることが判明している。
米国ではアフリカ系やラテン系の感染者がほかの種族や民族と比べて有意に高いことが確認されているという。
この差異を生み出す要因の候補として挙げられるのが、遺伝的な違いだ。新型コロナウイルスは、ウイルス内のスパイクタンパク質がヒト細胞表面のACE2というタンパク質と結合したのち、
TMPRSS2などの分解酵素によって切断されることで体内へと侵入する。ウイルスのRNAはTLR3などの抗原受容体(タンパク質)と結合するとウイルスの侵入を検知し、
これを排除しようとする自然免疫が働く。これらのタンパク質は、「設計図」である遺伝子が発現することで合成される。
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