前年比数%という厳しい漁模様の知らせが先行していた生鮮サンマが、北海道・根室市の花咲港で8月28日の64トンを筆頭に一日20〜30トンとまとまったことを受けて、消費地での出回りがやや増えている。東京・豊洲市場や宮城・仙台市場などで今年最多入荷を更新。どん底を脱して胸をなで下ろす一方、販売面ではやや苦戦を強いられているもようだ。
東京・豊洲市場では8月29日に6919箱、休市明けの8月31日に7775箱と、7000箱前後の入荷が2日ほど続いた。27日までは10分の1以下の数百箱での動きだっただけに入荷水準の回復は明らかだった。
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