08月21日 17時56分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20200821/1070010492.html
常陸太田市消防本部の28歳の消防署員が酒を飲んで車を運転し、物損事故を起こしたとして、21日付けで停職の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、常陸太田市消防本部の南消防署第2部消防係に勤務する大森健司消防副士長(28)です。
市消防本部によりますと、大森消防副士長は今月1日の未明、水戸市内で物損事故を起こし、通行人の通報を受けて駆けつけた警察官が確認したところ、基準を上回るアルコールが検出されたということです。
消防本部と市の聞き取りに対して、事故の前日の午後5時ごろから午前0時ごろまで、水戸市内の居酒屋など2軒でビールやハイボールを飲み、その後、駐車していた車の中で仮眠をとったあと、運転したと話しているということです。
市消防本部は21日付けでこの消防副士長を停職6か月の懲戒処分にしました。
また、市消防本部の消防長と南消防署の署長も、それぞれ厳重注意と訓告の処分を受けました。
市消防本部の宇野智明消防長は「市民の皆様に深くおわび申し上げます。今後、二度とこのような不祥事が起きないよう飲酒運転の根絶、並びに網紀粛正を厳格に指導してまいります」とするコメントを出しました。