https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200821/k10012577451000.html
新型コロナウイルスの影響で、例年よりも早く夏休みが明けた三重県津市の小中学校では、
熱中症を予防するため、国の「暑さ指数」などをもとに休校や短縮授業の対応をとることにしていて、
21日は午後の授業を切り上げ、子どもたちを下校させました。
津市教育委員会では、暑い時期の学校の再開にあたって「暑さ指数」が33度以上に達した場合には、
休校や授業短縮といった対応を取ることにしています。
21日は午前9時の時点で、津市内の午後3時の「暑さ指数」が初めて基準に達し、
市内の小中学校の児童や生徒は、給食後に下校することになりました。
津市の養正小学校では、帰りの会で担任が「熱中症に注意して、体調が悪くなったら、
すぐに周りの人に助けを求めてください」などと呼びかけ、その後、子どもたちは下校していきました。
養正小学校の樋口浩一郎校長は「基準を超えると思っていなかったので、びっくりしました。
少しでも気温や暑さ指数が低い時間帯に、子どもたちを返すことができるので安心です」と話していました。