0001ばーど ★
2020/08/17(月) 17:39:19.34ID:kxnihPS19とくに懸念されているのが、重症者の異常な増え方だ。とうとう16日は第1波のピークだった65人を超えて、72人に達してしまった。約1カ月前の7月12日時点では5人、今月5日時点でも30人だったのに、わずか10日間で倍以上になった。
東京の重症者は16日時点で25人。大阪が大きく上回っている。
重症者が増えているのは、高齢者への感染が広がっているためだ。70代以上の感染者は7月には124人だったが、今月は15日時点で340人に膨れ上がっている。高齢者は感染すると重症化しやすい。
■基準が違った
さらに、東京と大阪では重症者の“基準”が違うという。大阪府の感染症対策課はこう言う。
「大阪府は人工呼吸器やエクモをつけ、あるいは集中治療室に入っている方を重症者としています。重症者の条件や線引きはあくまで府の判断です。他府県が重症者数をどう出しているのかは分かりません。全国的にここからは重症と決まっているわけではありません」
重症者の“基準”は全国で統一されていないということらしい。ただし、厚労省はこう話す。
「人工呼吸器が必要な方、または集中治療を要する方を重症として報告して下さいとお願いしています。それで全国統一されていると思います。中等症については基準はないので、そこは多分バラバラでしょう」(結核感染症課担当者)
実際、厚労省は5月、医療従事者が感染者の重症度を評価する基準を公表している。それによると、重症は「集中治療室に入室あるいは人工呼吸器が必要」とある。大阪の基準は、厚労省の基準と一致している。
東京はどうなのか。感染症対策部の担当者がこう言う。
「人工呼吸器かエクモのどちらかをつけている方を重症者としています。集中治療室ですか? 今はということで、人工呼吸器とエクモと聞いています」
どうやら、東京は集中治療室の患者は“重症”にカウントしていないらしい。もし、集中治療室の患者も“重症”としたら、数字がハネ上がるかも知れない。
しかし、都道府県によって基準がバラバラでいいのか。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)はこう言う。
「混乱を防ぐためには、基準は1つの方がいいでしょう。たとえば、肺炎になったら重症とするのも1つの考え方です」
基準がバラバラでは中等や重症に区分する意味がないのではないか。
8/17(月) 16:57 日刊ゲンダイDIGITAL
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbe299d6065831dcdb358863af2282d2bb9c95b3