南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は15日のテレビ演説で、国内で新型コロナウイルスの感染が「ピークを越えた」とし、
たばこの販売を18日に解禁すると発表した。たばこは1本を複数人で吸うことで感染拡大につながるとして、
3月から販売を禁止していた。
16日時点の累計感染者は58万7345人で世界5番目の高水準だが、ピーク時の7月には1万4000人近い日もあった1日ごとの感染者数は、
今月は4000人を切ることも増えた。
政府は、国内移動の制限や、再導入していた酒類の販売禁止措置も撤廃し、経済の再開を加速させる。国境の封鎖は続ける。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200817-OYT1T50040/