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台湾 九州など西日本の豪雨災害で義援金300万円贈る
九州など西日本を中心とした記録的な豪雨で、大きな被害が出たことを受けて、台湾は30日、日本との窓口機関を通じて300万円の義援金を贈りました。
日本との窓口機関である台湾の駐日代表処の謝長廷代表は、30日、都内にある日本台湾交流協会を訪問しました。
そして、熊本県や福岡県など、西日本を中心とした記録的な豪雨によって、大きな被害が出た被災地の復興に役立ててもらおうと、台湾当局からの義援金として、300万円の目録を協会の谷崎泰明理事長に手渡しました。
謝代表は「台湾で地震が発生した際には日本からも支援をしてもらい、勇気づけられた。被災地の復興に少しでも役に立てば幸いです」などと述べました。
これに対し、谷崎理事長は「今なお避難生活を送っている人もいる。日本と台湾の人々が手を携えていくことは非常に大事で感謝申し上げたい」などとお礼を述べました。
義援金の具体的な送り先については今後、決定されるということです。
台湾は、2011年の東日本大震災をはじめ、地震や豪雨による災害の際に日本に義援金を送って被災地を支援していて今後も災害への対応などをめぐり協力を強化したいとしています。
2020年7月30日 15時41分 NHK