【上ノ国】檜山管内上ノ国町にある中世のとりで跡で国の史跡に指定されている「花沢館(はなざわだて)跡」で、柱や壁に掛けて礼拝する仏像「懸仏(かけぼとけ)」が出土した。室町時代(1336〜1573年)のものとみられる。懸仏は平安〜江戸時代初期に国内で広まり、神社や寺に奉納された。北海道考古学会によると道内で確認されたのは初めて。
出土した懸仏は縦約10センチ、横約5センチの青銅製で、重さ約250グラム。ほおづえをついた姿勢で座っているとみられる。背面のくぼみを使って壁などに掛けたと想像される
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/442533/