https://univ-journal.jp/42525/
歯周病の代表的な原因細菌であるジンジバリス菌(Pg菌)に感染することで、アルツハイマー型認知症の特徴である脳内老人斑の主成分が脳内に取り込まれることがわかった。
九州大学と中国北京理工大学との共同研究で判明した。
歯周病のアルツハイマー病への関与メカニズム解明に取り組んでいる本グループは、これまでに、Pg菌の感染が、歯茎などの炎症組織で脳内老人斑主成分であるアミロイドβ(Aβ)の産生を誘発することを明らかにしてきた。
アルツハイマー型認知症の80%以上で脳血管内とその周辺にAβの蓄積が存在しており、Aβの脳内蓄積はアルツハイマー型認知症原因の1つと考えられている。
今回、Pg菌感染により全身で産生されるAβが脳内に輸入されることで、Aβの脳内蓄積が促進される仕組みが見出された。
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