松本市島立堀米地区の伝統行事「はだかまつり」(県指定無形民俗文化財)が5日、地区内の津島神社で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、江戸時代から疫病退散を願ってふんどし姿の子供たちが元気に地区内を練り歩く恒例行事は中止となった。代表児童が玉串を奉納する神事のみが執り行われ、新型コロナの終息と地域の安寧を祈願した。
神事では、例年地域を練り歩く小学生の男子児童を代表して6年生10人が神社を参拝した。2人ずつ鳥居をくぐって玉串を奉納後、二拝二拍手一拝の拝礼をした。田川小6年の中村怜音君(11)は「練り歩きの中止は残念だったけれど、神事だけでもできて良かった」と話していた。
堀米町会長で実行委員長の床尾勝紀さん(73)はこれまでの人生で練り歩きの中止は初のことといい、「昔からの奇祭だが断腸の思いで中止とさせてもらった。これからも郷土の文化として引き続き残せるよう努力したい」と話していた。
https://www.shimintimes.co.jp/news/2020/07/post-10209.php
神事では、例年地域を練り歩く小学生の男子児童を代表して6年生10人が神社を参拝した。2人ずつ鳥居をくぐって玉串を奉納後、二拝二拍手一拝の拝礼をした。田川小6年の中村怜音君(11)は「練り歩きの中止は残念だったけれど、神事だけでもできて良かった」と話していた。
堀米町会長で実行委員長の床尾勝紀さん(73)はこれまでの人生で練り歩きの中止は初のことといい、「昔からの奇祭だが断腸の思いで中止とさせてもらった。これからも郷土の文化として引き続き残せるよう努力したい」と話していた。
https://www.shimintimes.co.jp/news/2020/07/post-10209.php