6/28(日) 21:52配信
読売新聞オンライン
【イスタンブール=酒井圭吾】エジプト政府は27日、新型コロナウイルス対策に伴う外出制限を3か月ぶりに解除し、飲食店や娯楽産業の営業の再開も制限付きで認めた。
飲食店や映画館、劇場などの営業は、収容能力の25%までの利用に制限している。多くの信者が集まる金曜礼拝などを除き、モスクでの礼拝も解禁された。政府は7月1日からリゾート地への国際線運航も再開させ、段階的に観光客の受け入れを拡大する考えだ。
累計感染者数が6万人を超えるエジプトでは、6月中旬に1日当たりの新規感染者が過去最多となるなど、感染拡大は続いている。ただ、国内総生産(GDP)の1割を占める観光業の外貨収入は3月下旬以降ほぼ「ゼロ」で、政府は経済活動を優先させる苦渋の選択を迫られていた。
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