2020年一番の暑さとなった東京。
一方、関東の一部では断水も発生した。
関東を中心に、2020年一番の暑い1日となった15日。
栃木・佐野市では、2020年最も高い35.8度を観測。
2020年3度目の猛暑日となった。
山梨・甲府市でも2020年最高となる34.1度を観測。
埼玉・熊谷市の気温も34度まで上がり、14日との気温差は10度以上となった。
街では、タクシーが7枚のうちわで日差しを防ぐ様子もみられた。
タクシードライバー「日があたるので、直射日光を避けています。黒い車は特に焼けちゃうんです。手がつけられないくらい暑い」
県の消防課によると、6月に入り、熱中症で搬送された人は15日午後4時時点で239人。
月の半分を残して、2019年の6月1カ月の人数を上回った。
佐野市と並び、15日一番となる35.8度を観測した静岡市。
過去最も早い猛暑日となった
都心での気温が32.6度と2020年一番となった東京では、2020年最後の夏を迎える「としまえん」が、2カ月半ぶりに営業を再開した。
暑さの中で15日の再開を喜ぶ来園者たちの一方で、従業員の顔にはマスク、手には手袋、徹底した感染防止対策がとられていた。
熱中症と感染防止、2つの対策が求められる来園者は...。
来園客は、「暑い。病気より熱中症の方がいやだよ、倒れるから」、「日差しが強かったので、暑かった。親がついていないと心配」などと話した。
としまえん 事業企画部・関口夏美さん「ことしの夏、マスクをつけながらこの暑さの中、仕事するのは大変。スタッフにはこまめな水分補給と熱中症対策も行っていきたい」
厳しい暑さは16日も続き、関東・甲信や東海では、最高気温が15日よりやや低くなるところもあるものの、30度を超え、真夏日のところが多くなる見込み。
一方、県内のほとんどの地点で真夏日を観測した茨城県では、思わぬ事態が。
15日午前6時、茨城・日立市砂沢町で撮影された写真。
水が噴き出した付近にある信号機は、傾いてしまっていた。
原因は、水道管からの水漏れ。
周辺住民からは、道路が冠水しているとの通報が相次いだ。
近隣住民は、「(どのあたりまで水が来たか?)水はこの辺ですね。約1メートルくらいの噴水がワーッと上がっているのが見えました」、「(水が)漏る漏る漏る漏るでどうしようもない。普通の靴では歩けなかった」などと話した。
日立市の水道課によると、この影響でおよそ1万3,000世帯で断水が続いていたが、午後1時半ごろには復旧。
ただし、道路の冠水にともなう交通規制は現在も一部続けられている。
なぜ、水道管から水が漏れたのかについては、現在調査中だという。
2020年6月15日 月曜 午後6:35
https://www.fnn.jp/articles/-/52839
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