6/13(土) 11:03配信
毎日新聞
赤い果肉の「金福すいか」(左)と黄色い果肉の「銀福すいか」=福井市で2020年6月12日午前11時19分、横見知佳撮影
福井市が特産化を進める、皮が黄色く果肉が赤色の「金福すいか」と皮が緑色で果肉が黄色の「銀福すいか」が収穫の時期を迎えている。梅雨入りまでに天候に恵まれたため、十分な大きさに生育し、収穫間近の鮮やかなスイカが数多く実っている。
金福・銀福すいかは市園芸センターが特産化を目指して開発した小玉スイカ。共に直径約15センチで、重さは約2キロ。金福すいかは糖度11度ほどのあっさりとした甘さでシャリシャリとした歯ごたえが特徴。銀福すいかは糖度12度以上の強い甘みの中にも爽やかな酸味が楽しめる。
同市白方町にある尾崎充弘さん(42)のハウスでは、4月初旬に植え付けた金福・銀福すいかの収穫を13日から始める。7月中旬まで計2000玉を出荷する予定。贈答向けに人気といい、県内の他に大阪や東京の市場にも出荷するという。尾崎さんは「甘さや食感の違いを食べ比べてみて」と笑顔で話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2541e0f4c4c7f685fba530f72cf9a66aa48c61a4