船から海底に沈めて自動撮影を行うカメラでとらえたこのタコは、「ダンボオクトパス」とも呼ばれるジュウモンジダコ属の新種とみられる。
今年4月に海洋生態学者のアラン・ジェーミソン氏が率いる研究チームが深海の撮影を行ったところ、まず水深5760メートルの海底でダンボオクトパス1匹を発見。2日後の水深6957メートルでの撮影でも、別のダンボオクトパス1匹が姿を現したという。
2匹のダンボオクトパスの体長は、約43センチと約35.5センチ。どちらも海底をあちこち「跳ね回る」様子が観察できた。今回の発見に関する報告は、科学誌マリーン・バイオロジーに掲載されている。
ジェーミソン氏はCNNの取材に答え、チームで100回以上の深海撮影を実施する中で、海底に暮らす魚や甲殻類について一定の知見を得てきたと説明。それでも上記のダンボオクトパスを発見した時には衝撃を受けたと明かす。
また、これだけの大きさの生き物でもいまだに新種が見つかるのは驚くべきこととしたうえで、今回の発見により深海生物は見た目が怪物のようで不気味という一般的な認識が変わるのを期待したいとも語った。
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/18344026/
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