2020.5.23 12:21
https://www.sankei.com/smp/west/news/200523/wst2005230005-s1.html 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う大阪、兵庫、京都の3府県の休業要請は23日、大幅に緩和され、新たな解除対象となった施設や店舗が再開した。
大阪府東大阪市のボウリング場「HOS(ホス)ボウリングスペースhit(ヒット)」では約1カ月半ぶりに営業を再開。午前9時のオープンからしばらくすると、常連客らが相次いで訪れた。
マイボールを持参して一番乗りした東大阪市の無職、戸野(との)勝之さん(64)は、店からの案内でこの日の再開を知り、急いで駆けつけたという。「(外出自粛で)コロナ太りになり、運動不足解消を図りたい」と話し、マスク姿で黙々とボールを投げていた。
運営会社によると、休業の影響で約3千万円の減収といい、支配人の高橋良彰さん(44)は「常連客の方々が来られ、ホッとしました」。感染予防策として、レーンは1つあけて使用し、座席も一部を封鎖。ボールも消毒してからの使用を呼びかけている。
ボウリング場のほか、屋内水泳場や多目的ホール、床面積千平方メートルを超えるパチンコ店やネットカフェ、遊園地などの休業要請が解除された。